ネットバブル崩壊後の二〇〇一年から二〇〇三年にかけて、ソフトバンクやヤフーを筆頭に、ネット企業の株価は軒並み低迷を続け、業界にはネット企業の時代はすでに終わったという空気が流れ始める。そして、それに追い討ちをかけるように、ネット企業の信用が失墜するような事件が続く。まずは、一九九九年十二月二四日に、インターネット総合研究所と並んで東証マザーズに第言万上場したリキッドオーディオ・ジャパン。すでに触れたように、上場記念パーティーに多数の芸能人が出席したことで話題になり、二〇〇〇年二月四日には一二二一万円の株価をつけたネット企業だ。そのリキッドオーディオ・ジャパンの社長、大神田正文が、暴力団に関係した企業の役員を務めていたことが発覚し、二〇〇〇年十月、対立していた企業の役員に対する逮捕監禁容疑で警視庁に逮捕されてしまう。大神田正文には実刑判決が下り、ネット企業の起こした黒い事件として、マスコミもかなり大々的に取り上げた。不祥事はこれだけでは終わらない。
問題は、インターネットのなかで、言語がどう変わるかということです。いままで機械としてのコンピュータ同士の「コミュニケーション」では、「言語」といえるほどではないにもせよ―たとえば、画面のなかで、右や左に動く方法といったレベルの話ですが―途中では標準語、両端は方言というやり方が考えられてきました。いろいろな仕様のコンピュータをつなぐためには、それが合理的なわけです。これと同じようなことがインターネット上で起きるかどうか。つまり、片方の端でその国の言語で表現された情報が、そのコンピュータのなかで、いったんある国際標準の言葉に翻訳されて送り出され、受け取る側のコンピュータは、その標準語を受け取ってローカルな国語に翻訳するというものです。このようなメカニズムを考えていくべきかどうか、議論が続いています。
デザイナーがウェブコンテンツ(ホームページ)のデザインを行う。ウェブプロデューサーやクライアントとの打ち合わせに基づいて、サイトのしくみやそれぞれのページをデザインする。デザイナーというとグラフィカルな面だけが強調されがちだが、サイトの構造やインターフェイスも考慮する必要がある。ユーザーが目的のページに容易にたどり着けるようにする工夫のほか、企業側がアピールしたいポイントを的確に伝える「見せ方」「インターフェイス」「アニメーション」などを考え、構成する。また、コンテンツは一つのページだけで構成されるわけではないので、画面で見せる情報を整理し、それぞれのページでどのような要素を見せるのかを考え、リンクの流れを決めながら、ユーザーをどのように誘導して、情報を見せていくのかを考慮する必要がある。