疲れをいやし、体を休める快適な設備が下車した駅の中に、いやせめて駅周辺に揃っていれば理想的だし、旅のフットワークも軽くなる。おまけにそれが格安だったら、いうことはない。「そんな、うまい話があるもんか」というなかれ。JR各社では増収対策の一環として、駅の有効活用を推進している。で、「疲れをいやす」といえば、日本人ならズバリ温泉。以下にあげる各駅には、何と温泉が完備されているのである。●北上線・ほっとゆだ駅●奥羽本線・高畠駅●上越線・越後湯沢駅●飯山線・津南駅●中央本線・上諏訪駅●山陰本線・城崎駅(城崎温泉ア番目の外湯「駅舎温泉・さとの湯」として7月7日OPEN列車を降り、改札を出て、駅の温泉でひと風呂浴び、そしてまた旅を続けるトそんな効率のいい旅の仕方、疲れのいやし方ができるのだからウレシイ。ただでさえ、接続の悪い普通列車の旅だ。待ち時間がポッカリ空いてしまう時など、汗を流してさっぱりしつつ、列車を待てばいい。とはいっでも、残念ながらJR全線で温泉がある駅は前記のみ。
イタリアには「イタリア料理」などというものはない。といったら、驚く人も多いだろうが本当だ。イタリアにあるのは、フィレンツェならトスカーナ料理、ミラノならミラノ料理、ヴェネツィアならヴェネツィア料理、ローマならローマ料理が有名である。そしてその料理も、素材から調理法まで驚くほど違う。このように料理ひとつをとっても、イタリアは実に多様な国である。そしてそれぞれが別の国のように異なる顔を持っている。だから「イタリア」に行こうなどという考え方はもう止めたほうがいい。あえて言うなら、トスカーナに行く、あるいはロンバルディーアに行く、そしてローマに行くと言い改めるべきだ。そのぐらいの様々な顔と歴史の深さをこの国は持っている。つまり、イタリアには日本の東京のような中心はない。すべてが地方都市で、すべての街が各地方の都なのだ。日本でもかつてはそうだった。それが明治以降、急激に東京や大阪に集中していっただけだ。そんな小国の集介体であるイタリアを旅するには、少なくとも3ないし4の地域に分けよう。
ツアーでよく巡りあうのが、ビュッフェ式のごはん。安っぽくって嫌だという人もいるけれど、私は大好きな食事スタイル。いろんなものがたくさん、ちょっとずつ食べられるというのは基本的に女の子向きの食べ方じゃないかな?たとえば東南アジアの大型ホテルの朝食は、卵やハムに加えて、おかゆなどの中華、ヌードルなど自国の料理もそろえていて楽しいもの。うれしいのは山盛りになったランブータンやマンゴスチン、マンゴーにパパイヤといった南国フルーツだ。昨夜遅くまで遊んでいて、朝食欲がない……なんてときは、フルーツとシリアルだけいただくことにしている。これで朝からお通じもよく、1日の活動の準備は万端。思わぬ食べ物に出会えるのも、ビュッフェのよさ。野菜カレー、タール(豆)カレー、チキンにマトン、色とりどりのカレーがずらりと並ぶインドのビュッフェは壮観。ターバンを巻いたきまじめなウェイターに聞きながら、いろんなカレーをいただくのは愉快、愉快。街角で見たけど手が出なかったどぎつい色の甘いお菓子も並んだりして、得した気分(まずかったけど)。またブータンのホテルでは、中華料理に混じって激辛唐辛子とチーズ炒めとか、ブータンそばなど、街でも見かけない珍しい料理が並んでいた。